あとがき 初出は1996年11月の『死が二人をわかつまで』。 2000年5月の再録本『死が（同上）改訂版』にも再録。 電話が、ケータイじゃないよ！！！（笑） そしていろいろ描き直したいです。 顔とか服とか。 もともとは小説『Cry for the Moon』と『夢のあとに』の 間に入っていた話でした。 現在も頒布中の2008年の小説再録本には、「絵がちょっと…」と 思ったのでカットしてしまいました。 まさかweb上で再録するとは当時夢にも…（苦笑） 内容なのですが、『夢のあとに』を書くにあたって、 アニメ110話で衝撃的なシーンが。 原作の武内先生のマンガとアニメではところどころ設定が 違う箇所がありますが、110話を見るまではるかとみちるは原作のように それぞれ天王洲と海王州のコンドミニアム等で別々に生活しているのだろうな、 と漠然と思っていました。 ところが、110話でユージアルから「天王はるかさんのお宅ですか？」と 電話が掛かってくるはるかの部屋に、 なぜかみちるもいた！！！！ （しかも水着で…） さらに、「夢を見たわ」という会話を交わす早朝らしき時間帯にも 一緒にいた！！！！ということは… ……同棲？　ねぇ、同棲してるの？？ 君ら原作よりヤバイ…（笑） 百歩譲って同居でも構わない、と とりあえず110話ベースの『夢のあとに』では一緒に暮らしている設定で 書いたのですが、同居に至るまでの話も入れると長くなるので それはマンガにして小説の前に置いとこうと。 そんな理由のマンガでした。 しかし、タイトルがまったく思い付かず、時間も無く、 どーしよーと床を転げて手が触れたラックにビートルズのアルバムがあって。 その中の『Octopus's Garden』の歌詞が良い感じだったので、 もういいやこれにさせて頂きます、と…。 だがしかし、「タコの庭」は無いわ。 正直ないわーーーー。 タイムワープしてあの時の自分をハリ飛ばしてやりたいです。 曲もとってもファンキーだし（笑）。 歌詞はすごくイメージ通りだったんですけど。 (まぁ、訳し方にもよるけど…） あとなんかビートルズというネームバリュー的に許されるっぽい気がして…。 気のせいでした。ごめんなさい。 適当なことすると１０年以上経っても後悔する事があるよ、という 人生の教訓にして改題しないでweb再録します。 2011年６月

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